信州善光寺(長野県長野市)

善光寺の魅力に触れよう。

長野県・長野市にある信州善光寺。
善光寺は昔から「遠くとも一度は詣れ善光寺」といわれており、
一生に一度はお参りしないと極楽に行けないと、参拝者が絶えません。
善光寺は広大な敷地に大勧進や大本願と39の塔頭からなる大寺院です。
日本最古といわれる仏像「一光三尊阿弥陀如来」を本尊とし、
約1400年前の飛鳥時代に創建されたと伝えられています。
善光寺は江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されています。
全国からは宗派を問わず、多くの人が観光で訪れ賑わっています。

 

善光寺には長野駅から続く古い門前町を七福神巡りしながら
ゆっくりと歩いて観光するのもいいでしょう。
七福神巡りは善光寺観光をより思い出深いものにしてくれます。
観光などで長野市を訪れたら、ぜひ善光寺に足を運びませんか。
新たな発見があるかもしれません。

善光寺の見所(観光ポイント)

善光寺の観光ポイント

 

◎1400年にわたって参詣者が絶えないご利益のある古刹
◎秘仏の「一光三尊阿弥陀如来」は最古の仏像
◎「牛に引かれて善光寺参り」で全国的に知られる
◎前立本尊御開帳は7年に1度 (2009年は4月5日〜5月31日)
◎善光寺詣りにかかせない「お戒壇巡り」
◎善光寺と書かれた山門の「鳩字の額」

 

【お戒壇巡り】
本堂の瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を手さぐりで巡り、ご本尊の下にある極楽の錠前に触れ、ご本尊とご縁を結ぶというもの。善光寺に訪れた参拝者や観光にかかせない一番の見所です。

本堂

善光寺の本堂は「撞木(しゅもく)造り」と呼ばれる独特な構造。棟の形が鐘を叩くT字型の撞木(しゅもく)の形に似ていることから名づけられた。この工法は訪れた信徒すべてを受け入れる広い空間を造るために考えられた。屋根は檜皮(ひわだ)葺きでできており、江戸中期・仏教建築の傑作。国宝に指定されている。大伽藍は間口約24m、奥行き約54m、高さ約30m。国宝建造物の中で東大寺大仏殿、三十三間堂に次ぐ日本第3の規模である。正面は向拝3間で軒唐破風付き、内部は外陣が広いという近世仏教建築の特徴がある。善光寺の本堂内部は外陣・中陣・内陣・内内陣に分かれている。参拝者が見れるのは内陣まで。

 

本堂の奥にある瑠璃壇には、御本尊の「一光三尊阿弥陀如来(いっこう さんぞん あみだ にょらい)」が祀られている。中央にご本尊の阿弥陀如来像、右に観音菩薩像、左には勢至菩薩像が置かれている。三体の仏様が一つの光背をまとうことから、「一光三尊の阿弥陀如来」と呼ばれている。
善光寺の本尊は秘仏で直接拝めないため、鎌倉時代に「一光三尊阿弥陀如来」と同じ姿とされる「前立本尊(まえだち ほんぞん)」が作られた。通常は厨子に入れられ、宝庫に収蔵されている。前立本尊は国の重要文化財に指定されている。

 

■前立本尊御開帳
善光寺では7年に1度(現在は丑と未の年)、前立本尊が開扉される。毎回、御開帳に際して松代町から奉納される回向柱(えこうばしら)が本堂の前に立てられる。回向柱と前立本尊の右手が金糸と白布で結ばれるため、回向柱に触れるとご本尊様に触れたのと同じご利益があるといわれている。
※2009年の御開帳は4月5日〜5月31日に開催された。

仁王門(におうもん)

善光寺の仁王門は宝暦2年(1752年)建立のものが、元治元年(1864年)に再建されたが、明治24年(1891年)の火災で焼失した。善光寺の現在の仁王門は大正7年(1918年)に再建されたもの。左右に立っている阿吽(あうん)の仁王像は高村光雲と米原雲海によるもので、高さ5mの檜造り。憤怒の形相が印象的で、その迫力に圧倒される。善光寺の山号である「定額山」の額が門に掲げられている。

山門(三門)

善光寺の山門の楼上には「善光寺」と書かれた額が掲げられている。輪王寺宮公澄法親王の筆によるものだ。この額は「鳩字の額」と一般的に呼ばれている。「善光寺」の文字の中に5羽の鳩が隠されている。さらに「善」の文字が牛の顔に見えるといわれている。
善光寺の山門は寛延3年(1750年)に建立された二層入母屋造り。屋根は大正年間の葺き替え時に檜皮葺きとなったが、平成14年から5年におよぶ大修理で、260年前の建立時の姿となって蘇った。建立当時と同じさわらの板を用いた栩葺き(とちぶき)に復原された。2008年に三門内部が一般公開されたのは、実に約40年ぶりである。重要文化財に指定されている。

大勧進(だいかんじん)

石畳の参道左手にある天台宗の本坊。善光寺の大勧進には7年に1回ご開帳される前立本尊が安置されている。大勧進の住職は善光寺住職も兼ねている。また、室町風池泉廻遊式の庭園では、奥庭園に明治天皇ゆかりの茶室「沈香亭(ちんこうてい)」がある。※勧進とは「神仏のための寄付をすすめる」という意味で、大勧進とはその元締めのこと。

大本願

善光寺の大本願は仁王門の手前左側にある尼寺で、浄土宗の大本山。大本願はもともと蘇我馬子(そがのうまこ)の娘が尼になり、尊光尼と称し開いたものである。大本願には本誓殿・奥書殿・明照殿・表書院・光明閣・寿光殿・宝物館などがある。宝物館には宮家ゆかりの品々が展示されている。大本願の見所は県宝である「二十五菩薩来迎図」や日本画家の岡信孝による「格天井絵四季草花図」などがありじっくりみたい

善光寺の拝観時間・拝観料(入場料)・住所・交通アクセス

■拝観時間………4時30分〜16時30分(冬期は6時〜16時)
■拝観料…………境内無料(本堂内陣・お戒壇めぐり・善光寺史料館の共通券500円)
■住所……………長野県長野市元善町491 TEL026-234-3591
■交通アクセス…JR長野駅より川中島バス善光寺方面行き、
            またはレトロバスびんずる号で10分、「善光寺大門」下車、徒歩5分
■車………………車上信越道長野ICから10km30分 駐車場あり。